番組構成師 [ izumatsu ] の部屋

♪今日のBGM=Faces 『Ooh LA LA』


今日もお出かけ。

昨日は車で、今日は電車。
車の運転自体は好きなのだけど、ごちゃごちゃに混んでる街中をビクビクしながら
車を進めるのはやっぱりイヤ。
タクシーやバスの運転手さんには、感心する。ストレスがたまるだろう。

その昔、京都の市バスで運転席の真後ろの席に座っていた。
京都らしき、まっすぐな、でも細い道で、ぼくの乗る市バスは、
ブィーンという大きなエンジン回転音とともに、ポルシェに抜かれた。

その時、運転手さんは、

--ちっ、このぉ!

と短くつぶやくと、ギアチェンジし、ブォーンとポルシェを追いかけだした。
その速いこと! バスはエンジンが強力なので、かなりなスピードが出るという
話を聞いたことがある。
しかし、それは高速で出していいスピードで、京都の細道を突っ走るための
馬力ではない。

バスはポルシェに追いつき、後に付いた。
が、そこは市バスの宿命。停留所という関所が。

--ちっ!

運転手さんは、再度こう吐き捨てて、停留所にバスを止めた。
職業意識が残っていたことにホッとした。

その時、京都の市バスはコワイという事例が脳みそに刷り込まれ、
以来、一度も京都ではバスに乗ったことがない。

今日は、車でもバスでもない、電車だからラクでいい。
乗っているだけで目的地へと身体を届けてくれる。

が、しかし。
どこにも落とし穴は待ちかまえているもの。
先日、特急に乗り、座席を確保し、ゆったり、はぁ~っと背伸びして・・・・・・、
ハッと我にかえったら、駅を出ようとしているところ。

--なぁんだ、まだ出発してなかったのかぁ。

そう思って、通り過ぎる駅名掲示板を見たら、ぼくが降りる駅でないの!
はぁ~っと背伸びをしたまま、眠りこけてしまったらしい。

あわを食ったが、もう遅い。特急は次の駅を目指し、速度をあげる。

--仕方ない。次で降りて、戻ろう。

が、しかし。
そこは特急。そんじょそこらの駅には止まらない。
シュンシュンと、駅が現れては後方へと飛んでいく。
結局、降りることができたのは、目的の駅から30分も走った駅。
すぐに逆方向の列車がやってきても、予定より1時間は遅れること、確実だ。

間の悪いことに、初めて仕事の話をもらった局へ打ち合わせに行くところ。
まいったなぁ、と思いつつも、どうしようもない。

担当者には電話を入れ、結局、局へ入ったのは、やっぱり約束の1時間遅れ。

--電車が遅れたんですか?

そう尋ねてくれるディレクター氏に、

--いえ、眠りこけて、降りそこなったんです。

ホントのことを言ったら、ディレクター氏&プロデューサー氏に
笑われた。
ま、笑われるだけで済んでよかったけれど。

同じコトを二度やるやからはアホである。
今日、乗る路線は鬼門。そのアホに、何度もなりそうになっている。

目玉をしっかと見開いて乗らねば。
でも、まばたきした瞬間に寝入ったこともあるしな・・・・・。
ちと、恐怖。


打ち合わせよりも、電車が試練じゃ。


番組構成師の部屋

“ネコ助-Aoi’s Room”


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