番組構成師 [ izumatsu ] の部屋

きのう、出張先からの帰り、ちょうど時間が合ったので、
欠席予定だった同窓会の役員会に出席。

懐かしき母校の裏を歩いていると、音楽室からプラスバンドの練習が聞こえてきた。

--お~、結構うまいじゃないの。

と思って耳を傾けていると、なんだかココロ懐かしきメロディ。
ありゃ?、とよく聞くと『北酒場』。

--北の~、酒場通りにはぁ、長い髪の女がにあうぅ~

ついつい口ずさんだけど、この曲を練習してどうするのかしらん?
テンポがいいから応援にはいいのかも。
しかし、ぼくらの頃、プラスバンド部なんて、あったかしらん?

ちょっと校内へ入ってみる。
春休みだから、校舎はがら~ん。校庭にも誰もいない。
一角にある音楽室から演奏が聞こえるだけだ。


ぼくが高校に入った年の夏、野球部が甲子園へ出た。確か16年ぶりだった。
その年は一回戦で負け、応援には行けなかった。残念だった。

大学2年の夏、また出場。ぼくは友人たちと甲子園へ応援に行った。
その時、ブラスバンドはいなかったような・・・・・。
鳴り物は大太鼓くらいしかなかったような気がする。

鳴り物があろうがなかろうが、ぼくらは、炎天下のスタンドで、
後輩たちの一挙手一投足に大騒ぎ。
しかし、なんとも迫力のないチームだった。
大会が終わった後の講評で「代表にしてはあまりに非力」と書かれたくらい。
打った球が外野まで飛ばない。相手の外野手はヒマそうだ。

なのに、勝ってしまうのだから、勝負というのはおもしろい。
甲子園のスタンドで聞く校歌。歌いつつ、やっぱり胸がジーン・・・・・
と感激してたら、あっと言う間にエンドの校歌名リフレインパートに。
校歌の途中部分が省略されている。
母校の校歌はえらく歌詞が長い。勝利校の校歌斉唱は長さが決まっているらしく、
短く編集されていたのだった。

そんなこと、前もって知らないから、当然、甲子園に流れている校歌と
ぼくらが歌う校歌はズレる。
あらら、と思っていたら校歌斉唱終了。せめて一番全部、歌いたかった。

その年、母校は三回戦まで行った。
甲子園のスタンドで過ごせた暑い夏。後輩たちに感謝、感謝。


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“役員会”は会議ではなく、会報の発送作業。
資料をテーブルに並べ、男性陣が横に流れながらセットしていく。
それを女性陣がホッチキスでとめ、ふたつ折に。
封筒に入れ、宛名ラベルをはり、2時間弱で無事終了。

その後は、やっぱりビールで乾杯。
あの頃に比べ、みんな、ふたまわりは太くなった。
60キロなかったぼくも、20キロ近く体重が増えた。
そして、それなりに年をとった。

でも、同級生は、いつまでたっても同級生。
懐かしさはそのままだ。
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