番組構成師 [ izumatsu ] の部屋

◆ 特急車内にて -------------------

寝ぼけアタマで特急に乗っていると、プ~ンと化粧品の匂いが漂ってきた。
通路を経た横の席で、20代前半とおぼしき女性が、お化粧開始。
まなじり決してコンパクトの中の自分をにらみつつ、ファンデーションを塗り、
眉を描き、口紅を塗り、目張りを入れて、マスカラ&ビューラー(順不同)。
化粧品の匂いが車内に漂う。

電車の中で化粧をする女性は、もはや珍しくもなんともないけれど、
この方の気合の入れ方と、それに伴う匂いは、群を抜いて強烈。

お嬢さん、ちょっとクサイがね。

ぼくは、化粧品の匂いがキライである。
なんでこんなイヤな匂いのするものを顔に塗りたくらねばならないのか、
女心はさっぱりわからん。


くさっ!「くさっ!」


顔作りを終えたと思ったら、ブラッシングを始めた。
若き女性の麗しの黒髪(黒くなかったけど)も、
抜けて落ちれば、ただの抜け毛。フケツなモノと化す。
そんなもんが列車の座席に落ちるのもおかまいなし。

しばら~くブラッシングに精を出したあげく、
まじまじとコンパクトの顔を覗き込み、満足げにフタをパタンと閉めた。

さぞや「うん、きれい。カンペキだわ」と思われているのだろうが、
最初、座席に座ったときのスッピンの方がずっといいんですけどねぇ。

ど~も、勘違いをされているような気がする。
きれいに“なった”のではなく、そう“見える”だけでっせ。

きれいに“見える”ことで勝負できる季節は人生の中でほんのいっとき。
だからこそ、念入りにお化粧をするんだとも言えるけど。
“見える”ことにはとっととおさらばして、
ほんとうにきれいに“なる”ことにチカラを入れたほうがいいと思う。

まぁ、女性の化粧をどう感じるかは好き好きで、
ぼくの知人には奥さんがキッチリ化粧をしてないとご機嫌斜めな人がいる。

一度だけ、その知人の家に行ったことがあるのだが、
確かに奥さん、綿密、隙なく、完璧に塗り切っていた。
知人は、朝、目覚めたときから眠りにつくまで、この顔の奥さんじゃないと
イヤなのだ。化粧をしたその顔にホレたと明言していたし。

だから、奥さんは完璧な化粧を施すために、
ダンナより1時間は早く起き、早朝から鏡台に向かうのだという。

・・・・・・わからん。

そのカミさんは、きれいにマニキュアを塗った長いツメの指で
器用に料理を作ってくれた。
が、マニキュアのツメに真っ赤なくちびる・・・、
モデルのように化粧を凝らした姿で料理をする様子を目にしたあとでは、
その料理、あんまり食べたくなかった。
知人にとっては、この上なくおいしい料理のようだったけど。

趣味は色々。
でも、車内の化粧姿は、決して“きれい”ではないですぜ。



◆ 航空会社カウンターにて -------------------

空港のカウンターで、予約していたチケットを購入&チェックイン。

--○×放送で領収書をお願いします。

--はい、承知しました。

明るく答えたカウンター嬢、領収証に「○ד報”送」とお書きになった。

--あのぉ、違うんですけど。

--は?

「報告の“報”じゃなくて、構内放送の“放”」と口で説明しても
ご理解いただけない。仕方ない。紙に書いて教えてあげる。

--あぁ、これですか。

と言って、領収証を書き直してくれた。

カワイイ丸文字なのは、見逃そう。
領収証だから、正確であればそれでいい。
しかし、“報送”はナイでしょう。そんな言葉、ありまへん。

以前も空港カウンター(別の航空会社)のお嬢さんが領収証に、
「琉球」を「“流”球」と書いたことがある。
流れちゃ、沖縄も気の毒ですがね。
このときも、「サンズイじゃなく、オウヘン」と言っても、
わかってもらえなかった。

お客に直接接するカウンター嬢。
あなた方は、日本を代表する大航空会社の顔ですぞ。
もうちょっと、常識を鍛えて欲しいなぁ。



◆ 滑走路に出た飛行機の中にて --------------------

さぁ、離陸だ。
そう思ったら、斜め後ろの席で着メロ、ぴろろ。
ケータイが鳴ったのにも驚いたけど、
それに背広のオヤジが平然と出て話し出したのにはもっと驚いた。

スチュワーデス(キャビン・アテンダント?)が飛んでくる。

--お客様、申し訳ございませんが、携帯の電源をお切りください。

切らない。オヤジ、話し続ける。

電波を発する機器を機内で使うと飛行機の計器に異常をきたし、
安全な飛行に影響が出る。今や、常識。

しかし、オヤジは非常識。
考えられん。バカである。

こんなオヤジはとっとと捕獲し、ぶち込んで欲しい。
そのほうが、世の人のためである。


//////////////////////////////////////////////////


いろんな“困ったちゃん”に遭遇しつつ、某局にて編集作業へ突入。
編集に立ち会うたびに、編集マンの大変さを実感する。


・編集に臨むお兄さんのたくましい背中。
編集中
あるときはカメラマン。そしてあるときは編集マン。
力強さと繊細さを兼ね備えていないと、
ふたつの仕事はこなせない。

この広い背中は、局の屋台骨を背負ってる。

この日、遅くまで編集にたずさわったお兄さん、
翌日は早くから野球の中継。
硬球の行方をカメラで追う。

そして、夕方、局に戻ってからは編集に復帰。
明日中に仕上げなければ、オンエアに間に合わない。

八面六臂。ホント、大変だわ。

がんばってくださいまし!



番組構成師の部屋


“ネコ助-Aoi's Room”

スポンサーサイト