番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


巨大台風が近づいている。

風もなく、ムシムシ暑かったのが、台風の予兆でそよそよそよ風、心地いい。
おかげできょうは熱帯夜をまぬがれそう。
と、思ったら、今、天気予報で「今夜も熱帯夜」だと。がっくし。

しかし、二日後には直撃をくらいそう。その日、ぼくはまた巡業へ。
わが家はだいじょうぶだろうか?

数年前、台風の強風で玄関をぶち抜かれてから、風台風は大きらい。
いま、着々とこちらへやってきてるヤツは、秒速50mの風を吹かせるとか。

あぁ、コワかぁ。





オリンピック、早くも「総集編」なぞをやっている。
「北京オリンピックが楽しみだ」という声も。ちょっと早すぎない?

この大会は金メダルをたくさん獲得し、とてもめでたいことである。
しかし、アナウンサーの言う「キン」と「ギン」との区別がつかないのはどうしたことか。

「アーチェリーの山本選手が“キン”に輝きました」と耳にして、
「おぉ、おじさん、やったねぇ!」と思ったら、“ギン”だった。

ぼくの耳のせいかなと思ったら、他の人もそう聞こえるらしい。
アナウンサーの皆さんのカクゼツが悪いのかな?
分かりやすいよう、銀メダルの“ギ”に力を入れるのは選手に対して失礼だろうし、
発音って難しい。


それにしても、「銀メダルに終わりました」という表現はやめて欲しい。
それは選手が思うこと。ぼくらは「よくやった」としか言いようがない。

でも、一対一でやるスポーツ、特に格闘技系は、銀メダルに“終わった”と思うんだろうな。
レスリング、伊調姉妹のお姉ちゃんは、銀メダルを首にかけながら、ニコリともしなかった。


「きびしいね」


負けて手にする銀メダル。

悔しくて悔しくて、「よくやった」なんて言葉も耳に入らないだろう。
「ほっといて!」と思っているんだろうなぁ。
よくインタビューに答えてるなぁと感心する。立派。

次は、きっと、もう一段高いところへ立ってください。





オリンピックを横目に、戦争の番組が進行中。
ラフ編集したテープが送ってきて、チェックしていたら気が滅入った。

どうしてこうも、バコバコ、人を殺せるのだろう?

死にゆく幼い娘の手を握り、泣くしかできない父親。
アメリカ軍の空襲で既にふたりの子を亡くし、そして、この子で3人目。

この戦争に加担しているぼくらは、この父親に、この戦争の正当なことを納得させることができるのか?

ますます気が滅入るのは、学生たちの素直ながらもマヌケな反応。

「イラクは距離的に遠すぎて身近じゃないから、実感がわかない」

あぁ、生身の人間が死にゆく現実よりも、インターネットのバーチャルアイドルの方が、
ぼくには、わたしには、実体が感じられると言うのだろうか。

大学のキャンパスにヘリコプターを墜落させたアメリカ軍は、
「イラクでの作戦展開のため」という見事に分かりやすい理由で、同型ヘリの飛行を開始した。

沖縄の基地で訓練をしたアメリカ兵は、イラクの街を爆撃している。

日本は戦争当事国なのだよ、学生さん。

あなたやぼくのかわりに、アメリカ兵がイラクの人たちを空襲しているにすぎない。

いずれ、あなたやぼく、日本人自身が、罪亡き人の頭の上に爆弾を降らせる日がやってくる。
「遠すぎてわかんない」と言ってる限りは。

スポンサーサイト