番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


お昼すぎ。車で近隣大都会に打ち合わせへ。
しかし、この天気はどうだ! 太陽じりじり、肌が焦げそう。

きのうは“ぽかぽかいい気持ち”だったけど、きょうはあったかさを超えている。
汗が流れる。思わずエアコンON。11月の第二週に車を冷やさねばならないとは思わなかった。
ここんとこ、天候が変だわ、やっぱり。

片側3車線バイパス、その真ん中を、制限速度の3割増で走る。
免停ギリギリかな?のスピードだけど、そのぼくの車の両脇を、
すぱすぱ、車がかっ飛んでいく。
ほとんど高速道路状態。あぁ、コワい。

ぼくが住む県は、全国でも運転マナーが“悪い”ことで名高い。
ウインカーを出さずに車線変更なんぞ平気のへいざ。
3車線を端からもう一方の端へと切り裂く車もちょいちょい登場。
左折するときは、歩道に乗り上げても不思議じゃないし、
たまには歩道を走っている車も見受けられる。

あぁ、コワい。

と言っても、別に県民性が「粗暴」というわけでもない。

「こんくらい、ま、いいやんか」

気が良く、深く悩まない。
良くも悪くも浅くて広いのがとり得のような気風の良さが持ち味だ(意味不明か)。




打ち合わせは2時から、友人の事務所で。
15分ほど早く都会へは着いたけど、駐車場を探して少しウロウロ。
100円パーキングがたくさんあるのだけど、駅前は100円で15分。
少し離れると、20分。もう少し離れると・・・・・。
と、駅からの距離によって駐車時間が5分きざみで長くなる。

ぼくが停めたのは、100円-40分のパーキング。
駅からかなりはずれた、裏道の角。
元はうどん屋だったろうか。車3台が停められるだけの小さな小さなパーキング。
ほとんど儲けはないだろう。土地の税金代の足しになればいいや、という感じだろうか。

打ち合わせ相手の友人は、タレント事務所&養成所を経営している。ぼくと同世代。
ぼくが今の仕事を始めたころに彼も演劇活動を目指して事業を起こし、
今はフローリングのレッスン場を持つ養成所などを三階建てのビルで経営している。
養成所に属する練習生は300人を数えるとか。
社長として食べさせて行かねばならない社員もいる。

ひとりでのほほのんと仕事をしているぼくは、
彼のような責任ある立場に立つ気にはとてもなれない。
やりたいことをやるには背負わなければならないモノがあるということなんだろう。

えらいなぁ・・・・と常々思っているのだった。




打ち合わせという名の世間話を2時間ほどして、友人の事務所を辞す。

100円硬貨3枚をちゃりんちゃりんと放り込み、車をパーキングから出す。
そして、15分ほど走って駅の向こう側にある大型家電量販店「ヨドバシカメラ」へ。
先日、買物したレシートがあるから、ここの駐車場は3時間ばかり無料なのだ。

パソコン売り場をぐるりとひと回り。あぁ、新しいデスクトップが欲しいよぉ。

「ipod-mini」を入手したのだが、
ウィンドウズは2000かXPじゃないとつなげないと分かり、Meのぼくはガクッ。
i-bookもあるのだが、なんやかんやあって、まだほとんど触っていない。

エラーメッセージがあまりに偉そうで、いつまでたっても好きになれないウィンドウズ。
しかし、仕事となるとどうしてもウィンドウズ機でないとダメだしなぁ。
メールで送られてくる文書のほとんどがワードで作成されている。
それは、ウィンドウズ機にバンドルされているからだ。

一太郎の出初めから使っているぼくは、ワードが使えない。
日本語はまだまだATOKの方が賢いし。

あるとき、

「オレ、ワードはダメなんだよ」

そう言ったら、某局の若いディレクターに、

「どうしてですか? 文章を打つのが仕事でしょ。覚えなきゃ」

と切り替えされた。ムカ!ときたけど、確かにその通り。
仕事の道具だもんね、使いこなさなきゃね~。

でも、いまだに覚えられない。たぶん、このままだな、きっと。




買うなら水冷の、静かなパソコンがいいなぁと夢を抱きつつ、4階の喫茶店へ。
カフェオレをたのもうかと思ったら、コーヒーはレギュラーしかないという。
じゃぁ、仕方ない。マンゴージュースを注文し、ちょいとお仕事。
構成、12日が締め切りだ。

原稿をテーブルに広げて、目をつぶり、「え~っと・・・・」と考えていたら、眠りこけてた。
はたと気がつくと、時間が50分も進んでいる!

「なんで~! 5分も寝てないのにぃ」

心の中で憤然とする。

『男はつらいよ』でマドンナを待つ寅さんが、

「1時間も待ってるのに、まだ5分しかたってないよ!」

と言ったことがある。
あぁ、寅さんもこんな気持ちだったのかな。

自宅でやらないものを持ち歩いたってダメなのは重々承知。
しかし、気がかり。あぁ、悲しい習性。

しゃーない、残りはあしたにするか(こればっかり)。




帰り。ラーメン屋に寄る。

しょうゆとろろラーメン(不気味だがウマイ)をすすっていると、
乳飲み子+お子様ふたりを連れた30代くらいのお母さんが車でやってきた。
そして、ラーメン2杯と、

「ビール、ジョッキで」

う~ん、度胸のあるお母様だこと。

子どもを3人同道し、車で外食するのは楽しかろう。
ビールで晴らしたい憂さもあるだろう。
しかし、飲んじゃアカンのじゃない? 我が子を危機にさらしていいのかな。
店もアルコールを出しちゃダメだろう。でも、暗黙の了解なのかも。

友人の家の近くに、駐車場が完備した飲み屋がある。
店の周囲には人家がほとんどないのに、毎晩、にぎわっている。
行くたびに不思議でしょうがない。
この酔っ払いたちは、どうやって家まで帰っているのだろう?

この飲み屋に「アルコールを出すな」と言うことは、店をたためということと同じ。
これも暗黙の了解か。




9時前、自宅に到着。

あぁ、車で都会を往復すると疲れるわぁ。

ホッとしつつ、TVをON。
アメリカ軍の攻撃にさらされるファルージャの様子が映し出された。

そう、こんな“今”に身を置く人たちもいる。


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