番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


♪BGM= Suzanne Vega 『 Solitude Standing 』






*PM1:30

・・・・・・(息が切れて、話ができず)・・・・・・

きょうは少し遅めの午前9時、机に向かう。
近日中に行なわれる打ち合わせ用の資料、あしたが締め切りだ。

ふと、机の上&周囲の散らかり方が気にかかる。
すでに用無しの資料が開きっぱなし、本は床に積みっぱなし。
仕事中にはずっと流しているCDは、聞いたはしからそのへんに放るので、もうごっちゃごちゃ。
つい最近まで、ラックの中にきちんとABC順に並んでいたはずなのに・・・・。

「つい最近」といっても、去年の暮れのことなのだった。
それからなんの片付けもしていないので、聞きたいCDがどこにあるやら、さっぱり分からない状態に。

こら、あかん。もとのABC順に戻そ。

と、片付け始めたのが運のつき。

CDラックの前には、使わなくなったモニターや仕事にもっていったころころバッグなどが出しっぱなし。
こやつを片付けないと、ラックに到達しない。

が、モニターなどを移動するには、移動先を片付けねばにっちもさっちもいかない。
が、移動先には“積ん読”の本が。その本を動かすには・・・・。
と、連鎖反応でリビングも片付けるハメに。

ようやくCDラックにたどり着き、ABC順に並べ始めたのは11時過ぎ。
Aのトップは「 Allman Brothers Band 」。30年来の大好きバンド。
ついで、「 Aerosmith 」「 Avril Lavigne 」「 Al Kooper 」と続いて「A」のパート、終了。
なぁんだ、すぐすむじゃん。
ちなみに同じアルファベットの中は、枚数の多い順。Allmanは、ソロ作も入れてちょうど40枚だ。

「B」のトップは、やっぱり「 Beatles 」。ついで「 The Band 」「 Black Crows 」「 Bad Company 」
「 Blue Oyster Cult 」「 Bob Marley & The Wailers 」「 Badfinger 」「 Buffalo Springfield 」・・・・
「B」は多いなぁ。

でも、この調子なら、ちょちょいのちょいだ。






ぼくはCDの大半を、ネットを通じてアメリカのUsed Shopで買っている。

昭和天皇が崩御したころ、ぼくは東京からUターンした。
そのとき、引っ越すためのお金がなかったので、当時持っていたLPおよそ400枚をすべて処分。
愛聴盤を1枚数百円(50円というのもあったな・・・)で手放すのは至極残念無念。
いま、思い出しても慙愧にたえない。

その思いがトラウマになったのか、
手元から消えたアルバムを全部手元に買い戻そうと、ネット販売にはまった。
いまも愛用している中古ショップを見つけてからは、ばかすか買いまくる。
そのショップでは、新譜が$8.99。
ぼくが持っていたアルバムは旧譜なので、そのほとんどが$5~6で売られていた。
こりゃ、買わずばなるまい!!

で、売りさばいた400枚は1年余りで揃い、いまではなぜか2200枚を超える枚数に。
7割弱は70年代を中心にしたロック、2割がブルーズ、残りがR&B、ソウル、レゲエ。
そして、ほんのちょっぴりクラシック。

売ったLPは買い戻したと書いたが、日本人アーティストのモノは「 RC Succession 」と「四人囃子」だけ。
フォーク系は1枚も買い戻さなかった。

別に60年代後半から70年代を“卒業”したわけじゃない。
いま、ぼくは仕事中のBGMとしてだけ、音楽を聞く。
日本語の曲は、歌詞の意味がわかるのでその内容に気を取られ、BGMにならないのだ。

しかし、つい最近、必要に迫られて泉谷しげるさんの「初期ベスト」を買った。
『春夏秋冬』『黒いかばん』『春のからっ風』などなど・・・いいなぁ、やっぱり。
で、買い戻そうかなぁと思っている最中なのだった。






CD並べ、「簡単じゃん」と思ったのは浅はかだった。
並べ終わったと思ったアルファベット、例えば「C」のアルバムが「F」まで並べてヒョイとあらわれる。
そんな“ヒョイ”が次から次へ。そのたびに、そのアルファベットに戻ってやり直し。

あぁ、整理整頓は大切じゃぁ。

結局、ABC順に並べ終わったのは、PM1:30。しんどかった。


それから、近くのスーパーへ買物へ。
まずは腹ごしらえと、店内にあるパン屋さんのラウンジでパンをぱくついていたら、
ぷかぷかどんどんちんちんりんりん、なにやら楽しげ騒がしげな音が。

ちんどん屋さんだ! 久しぶりぃ!
ラウンジでパンを食べていたおじいさんが、爪先立ちで伸び上がり、楽しげに見ている。
おじさん、懐かしい?

ちんどん屋さんがかなでるメロディは、あの『天然の美』。

♪ちゃ~ららららら~らら、たららら~らら~♪

あぁ、サーカスを思い出す。
お祭りのお化け屋敷を思い出す。

「親の因果が子に報いぃぃ」

ぎゃ~、へびおんなだぁぁぁぁ!
あ、首のワキからワタが出てる。

いまの若い衆に、『天然の美』とサーカスの微妙な関係、わかるかしら?


おっと、お次はパチンコ屋さんでおなじみの『軍艦マーチ』。

♪守るも攻めるもくろがねの 浮かべる城こそ頼みなる
♪浮かべるその城日の本の みくにのよもを守るべし

なんて、心の中で口ずさんでいる自分に驚く。

♪まがねのそのふね 日の本に あだなす国を攻めよかし

あらら、最後まで歌えてしまった。

次の『長崎の鐘』も歌えた。
もちろん、ぼくは『軍艦マーチ』や『長崎の鐘』の時代を生きてはいない。

ぼくが子どものころ育った家は炭坑夫はじめ、額に汗して働く人のたまり場だった。
台所は板張りで、男衆がよく車座になって賭け花札をやっていた。
冬ともなると、ガンガン燃える石炭ストーブの熱に片肌脱いで、
そのたくましい腕と肩の筋肉を誇示するように札を座に叩きつけ、パチーン!といい音を立てていた。

男衆が座るざぶとんの下には、お札が1万円、5千円、千円、百円と種類別に並べられ、
場ごとに勝敗が決まると現ナマが乱れ飛ぶのだった(別に賭場を開いていたわけではない)。

その場では、勝ってゴキゲンの男衆が大きな声で歌を歌うのが常だった。
その歌の中に『軍艦マーチ』も『長崎の鐘』もあったに違いない。

ぼくは一度だけ、小学生のとき、お年玉を賭けて男衆と花札勝負をしたことがある。
結果はボロ負け。
半泣きのぼくに、男衆たちは「ほら、お年玉や」と、ぼくから巻き上げた額以上のおひねりをくれた。


そんな想い出にひたっていると、ちんどん屋さんは『どうにもとまらない』をかなで出す。
結構、演奏は上手。特にトランペット。吹くのはまだ若い女性だ。
本職なのかな? 音大生のアルバイトかしら?






*PM3:30

買物から帰るともうこの時間。

「あかん、あしたの締め切り、間に合わんぞぉ」

などと思いつつ、習性でついTVをON。
すると『Xゲーム』(ばつゲームではない。エックス・ゲーム)をやっている!
それも、大好きな「インラインスケート」じゃないかぁっ!

半円筒形のコースをぎゅいんぎゅいんとすべりつつ、
回転、ひねりなどなど、さまざまなワザを繰り出すこのインラインスケート、
日本人の「YASUTOKO(やすとこ/漢字を知らない)兄弟」がここ数年、1位を独占している。
そのスピードと高さ、ワザの華麗さは他の追随を許さない。
特に、弟の「TAKESHI」君の高さは尋常じゃない。

会場では、ふたりのお父さんが常にビデオカメラをまわしている。
昔、一世を風靡した『ローラーゲーム』の「東京ボンバーズ」に所属していたという、
前髪の一部だけを金髪に染めたお父さん。

「あれはオレの息子だぁ~!」

ってな感じで嬉しそう。
やっぱり子どもが活躍するのは鼻高々なんだろうな。

NBAにアレン・アイバーソンという、NBA史上最も小さいドラフト全体トップ指名選手にして、
史上最も小さい得点王がいる。
彼が出る試合には、お母さんが必ずやってきて、

「 That's My Boy!/あれは私の息子よっ! 」

と書いた紙を広げている。
その姿はちょくちょく試合中に映し出されるけど、
息子の活躍が嬉しくてたまらないという思いがはちきれそうでほほえましい。

そのお母さん、15才で息子を産んだのだとか。だから、まだ40歳そこそこ。
アイバーソンとならぶと姉と弟のようだ。






結局『Xゲーム』、全部見てしまった。
「YASUTOKO」弟がチャンピオンに。兄は3位。
これで5年連続「YASUTOKO」兄弟がチャンピオンを分け合っている。
すごいなぁ。




あぁ、仕事をせねば・・・・・・・。



スポンサーサイト