番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


友人がやっている劇団の「子どもたち用発表会台本」を頼まれ、悩む。

以前ビデオを作ったときのモノに手を加えるのでストーリーをまったく新たに作るわけではないのだが、悩んでいるのはその登場人数。男の子4人、女の子17人、計21人全員にセリフが必要なのだ。稽古の成果を見せることも舞台をやる大きな目的なので、ひとりに最低ひとつ、セリフを作らなければならない。

通常、台本を書くときは「この人、しゃべるの何度目だっけ?」なんてことを考えたりはしない。主人公がいて、脇役がいて、ストーリーが進行して、舞台が出来ていく。それが普通。

しかし、今回は違う。「この子はもうしゃべったかな?」と考えつつやらねばならないので、ちっとも先へ進まない。まだプロローグあたりをウロウロ。

確実に行き渡るよう、「正」の字を書きながらセリフを振り分ける。本当はひとりでいいんだけど・・・と思えるセリフも、上と下を分けてふたりに言ってもらうようにしたり。

ムリヤリ振り分けをしているようで、子どもたちになんだか申しわけない。

コワいのは、子どもたちよりお母さんたち。

「うちの子、一回もセリフがなかったわっ!」

そう叱られても困るしなぁ。
せっかくの舞台でひと言も発しないのは子どもたちも残念だろうし、がんばろ。





「初またたびっ!」




「うひ~ぃ!」


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