番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


不安山盛りの試合だった。
オウンゴールがなければ、引き分けに持ち込まれた可能性が大。
「チャンス!」と興奮したシーンと「危ない!」と肝を冷やしたシーン、どちらが多かったかと振り返れば、後者の方だったと言わざるを得ない。


じょうずなサッカー、きれいなサッカーをしようと思っているワケではないのだろうけど、「いい展開です」という言葉はなんども聞かれ、確かにきれいに布陣はできているんだけど、点がとれない。

少し前までの早稲田ラグビー部のように、美しいラインはできているけれど、相手の重量に押されてトライできない、そんな感じ。

ラグビーは100点以上の得点が入ることもあるけれど、それに比べ、サッカーは点の重みが大きい。たぶん、どの他のスポーツよりもロースコアで勝敗が決まるんじゃないだろうか。

だから、1点とることが大事。守りはともかく、攻めの格好なぞ、どうでもいいのだよ。いや、どうでもいいと言うと叱られるな。戦術は大切。しかし、接触に絶える肉体を作り、果敢に抜け出すゴン中山や、思いもかけないところに出没する野人岡野のような選手がふたりほどいれば、中田選手のスルーパスも、サントス選手や加持選手のセンタリングも、もっと有効じゃないかしら。


イランは強いと思っていたけれど、北朝鮮がまだ一勝もあげていないというのは意外。今回は中東勢が活躍する年なのかな?


サッカー中継を、結局最初から最後まで見たおかげで、めったにやらない深夜の仕事とあいなってしまった。あぁ、ネムかぁ~。

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朝日新聞のスポーツ欄の片隅。ひさびさにナベツネさんのお言葉が掲載されていた。

「『ひげ』『ピアス』 ナベツネ流苦言」

という見出し。巨人軍の激励会の挨拶で、ひげを剃った堀内監督をほめ、清原選手のピアスは巨人軍にふさわしくない旨の話をしたという記事。

トップの座を離れてもいまだにこういうことを言っているのだなぁと、この方の主張の一貫性に妙に感心した。ピアスをした清原に対する「(凶悪犯罪集団の)蛇頭に首ごと盗まれないかと心配」という表現もこの方らしい皮肉だ。

渡辺元オーナーは「巨人軍は紳士たれ」と昔から言い、選手たちは移動のときなど必ずネクタイにスーツ姿。それは今も変わらないようだが、このネクタイ&スーツ、そして短髪が「紳士」であるとは、ぼくにはどうも思えない。渡辺元オーナーの感覚で見れば、茶髪にピアスのサッカー日本代表など全員「蛇頭」の仲間だ。

「子どもたちに与える影響が云々」と言う人もいるけれど、ピアスをしたからホームランが打てるとか、茶髪にしたからゴールを決められるとか子どもたちが考えても、それはそれでいいじゃないか。見かけだけでは打てない、決められないということを子どもたちはいずれ知るのだし。

外見だけ「紳士」でいることなど、ほんとうはどうでもいいこと。そんなことよりも、プロ野球のごたごたの最中に渡辺元オーナーが発した言葉やその態度が決して「紳士」ではなかったことの方が問題で、大人の言葉に懐疑の目を向けるのが成長の証明でもある子どもたちに、スーツに身を包んだ大人のいやらしさを決定的に見せつけてしまった。それも社会的に地位のある、紳士足るべき“オトナの中のオトナ”が。

どのような姿に身を包もうとも、その人の性格や信条は言葉やその抑揚にあらわれる。見かけも確かに大事だけれど、重きを置く順番を間違えないようにしたい。でないと、子どもたちに見透かされてしまう。


でも、清原選手のピアス、いまいち似合っていないと思うな。大黒選手の髪の色もね。