番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


ホークス敗退。
連敗からよく盛り返したと思うけれど、結局は去年の二の舞。1シーズン勝率2位の球団がパリーグの代表となるという奇妙なシステムはどうにかならんのか!と、怒り心頭のファンも多々いるようだ。

ぼくは特に野球が好きではないし、地元の球団だからファンになるというプチ・ナショナリズムも持ち合わせてはいないので、30数年ぶりというロッテの優勝も、それはそれでめでたいことかなと思う程度だけど、今のシステムはやっぱり妙だと思う。シーズンの136試合はなんだったの?、と。

新聞紙上で誰かの「来年、ホークスは2位を狙えばいいよ」というコメントを読んだが、一番やりきれないのは選手だろう。

ホークスの4番、松中選手は今年も打てなかった。最終戦の1安打だけ。悔しいだろうなぁ。地元のCMには、元(今もかな?)アナウンサーの奥さまと仲むつまじい姿を見せていて、見るからにぼくとつとした風貌に好感が持てる人だと常々感じている。昨年は三冠王、今年もホームランと打点の二冠に輝いた。それだけに忸怩たる思いだろう。

打てない松中選手を見ていて、その姿が大相撲の大関・魁皇とだぶってきた。その実力は折り紙付きながら、大勝負を乗り切れないもどかしさ。それをこのふたりに感じる。


 大関 魁皇についてはこちら → 『ウィキペディア(Wikipedia)』


横綱挑戦を5度も6度もやれる大関なんて、めったにいない。悪い意味でだけど。普通は多くても2、3度でめでたく横綱に推挙されるか、ステップアップできず、クンロク大関と化して引退していくかのどちらかだ。

でも、魁皇は違う。優勝し、「今度こそ」とファンに思わせ、翌場所、その期待を見事に裏切ってくれる。それも、「惜しい!」と思わせる内容ではなく、ケガをしてあっさり休場。それでもまたその愛すべきキャラクターと実力とで、ファンにまた「次」を期待させる。罪な人である。ちなみに我が家では、彼の愛らしい容貌から“ポチ”と呼んで(すみません)応援している。

元プロレスラー(西脇充子さん。同期の北斗晶選手は佐々木健介選手夫人)の奥さまは結婚する際、「絶対、大関にします!」と言われていたけど、大関になってから結婚したら、「絶対、横綱にします!」とおっしゃって、それを現実のものにしたかもしれないなぁ。

そんな魁皇の姿を松中選手に見てしまった。これままずい。松中選手には来年、ぜひプレイオフで活躍し、チームを日本シリーズに導いて欲しい。「また・・」は二回までですぞ。もう一度繰り返すと、“大試合に弱い”という烙印を押されてしまう。ファンはやっぱり“記憶に残る”選手を求めているのだ。


しかし、一番びっくりしたのは視聴率。テレビ東京系の地元局が試合終了まで中継した最終戦は36.7%(北部九州地区)。瞬間最高視聴率は52.0%と、ふたりにひとり以上の人が見ていた勘定だ。

ま、シーズン中はまったく野球を見ない我が家でもテレビをONしていたのだから、それだけの魅力はあったのだろう。確かにいい試合だった。野球の人気が凋落していると言うけれど、落ちているのは巨人の人気だけなんじゃなかろうか?



松中選手、がんばれ!(ついでに、魁皇も)


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