番組構成師 [ izumatsu ] の部屋

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沖縄から戻り。
3泊4日だったけど、すんごく長くいたような、もう遠い過去のような、なにがなにやらよ~わからんままにこの世に舞い戻ってきたような、妙な実感。

きょうは何曜日だっけ?
あ、「ワンピース」が録画してあった。そっか、日曜日だっけか、きょうは。


今回の沖縄での収穫は「花花そば家」。

花花そば家01

とってもビューティフルな店構え。店頭を飾っている花々は、店主の自宅から持ってきたもの。いずれ、自宅で栽培した花を「ひと鉢80円」といった感じで店で売りたいという意向だとか。「儲け」はどこから出るんだろう???



花花そば家02

店の看板。ぜんぜん「そば屋」の看板らしくない。アクリル板(?)に書かれたお店のロゴが見事におしゃれ。最初は既存の活字を使おうと思っていたけれど、せっかくだからとこのロゴを作ってもらったそう。そりゃ、ワープロ文字みたいなロゴよりもずっとエエですわ。
昭和30年代、電柱で光っていた外灯のようなライトにも店主のこだわりが。やはり年齢は隠せない。同様のライトが店内の壁にも並んでいた。



花花そば家03

入口脇では銅製(?)のワン公が「いらっしゃいませ」。これも店主のお見立て。全体の統一感を重視してるというよりも、個人的に好きなモノを家から持ってきて並べたという感じ。早くも道楽直前か?



花花そば家05

店内のテーブルには、これまた店主の自宅に咲いた花がきれいに活けてある。店を切り盛りする奥さんが毎朝採って、飾るのだそうだ。特注のテーブルとセメント塗りっぱなしのような壁、さらには穏やかな照明にマッチしてとてもきれい。しかし、これが「そば屋」の店内とは思えない。



花花そば家06

厨房とのしきりには「花花そば家」のロゴが書かれた暖簾が。この店舗、元は弁当屋だったそうで、厨房などは弁当屋のときのまま、いわゆる「居抜き」で借りたとか。でも、使い古し感はゼロ。真新しくて、とても清潔。



花花そば家04

肝心のそばの味は、見事にバツグン。店主が研究し尽くしたというスープはあっさり系で全部飲み干してもまだ飲みたい感じ。そばとジューシー(炊き込みご飯)、てびちの煮込み、お新香がついた写真のセットで700円也。これは安い! 近くにあったら愛用するのにな~。

店に流れる音楽は、これまた店主が趣味に走っていて、ぼくが最初におじゃました日は、そばをすすろうとしたらレオン・ラッセルの『ソング・フォー・ユー』が流れ始めて思わずずっこけそうに。二日目はブルース・バンド時代のフリートウッド・マックが。。。「そば屋」のBGMじゃないがね。



店主が趣味に爆走している感はあれど、店は個性的、味は確かで、かつ安い。

沖縄を訪れた際は、足を伸ばす価値はあり。 → 花花そば家


なにしに沖縄に行ったんだっけ・・・・・・・?

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カッチャンの二度目の番組は、カッチャンの歌う「Stand By Me」をBGMに京都の竹林を歩くカッチャンと高嶺監督の2ショットをエンディングに持ってきた。
大好きなこの曲をなんとか使いたい…。でもディレクターからはダメ出しが。何とかならんかなぁ。
編集が終わったので次の準備。元コンディショングリーンのボーカル、カッチャンを主人公に一時間番組を作ることが急遽決定。
カッチャンはこれまで二回番組にしてる。どちらも思い入れがあるので、どのシーンも捨てがたい。

どうしようかなぁ…。
取材映像をパソコンに取り込んで行なうノンリニア編集は退屈だ。テープ編集だと何がどうつながっていくかがよくわかるのだけど、ノンリニアは何が行われているのかがわからない。後ろで見ているぼくは、必然的に睡魔に襲われる。うぅ、眠い…。

ノンリニアは何度でもやり直しができるかわりに思い切りが悪くなる。考える暇があったらつないじゃえ!というのはあまりいいこととは思えない。

何でもそうだけど、焦りは決してプラスにならない。ひと息に目標点まで行けはしない。自分を追い詰める必要があるでなし。ぼちぼちゆっくり、ちょっとずつ進んでいこうじゃないの。
パソコンで編集中のディレクター氏。見たことない表示が出てパソコンの達人にSOS中。操作は出来てもエラー表示には対応できず。本職じゃないもん。

ディレクター自ら編集する局が増えた。何でもできないと生き残れない時代がもう目の前だ。
那覇はきょうも雨。しかもどしゃ降り。さらにはメチャ肌寒い。なんでやねん。

国際通りでもぶらつきたいけど雨だし、10時からは仕事。まだ店も開いてないしなぁ。

つまんないのでホテルの廊下にいけてあった花を激写。ヒマ…。
ホテルに戻る途中、コンビニに寄る。水やヨーグルトなんぞと一緒に買い込んだのはいつもの睡眠剤。
まるでぼくの旅芸人化に合わせるかのように発売される。

読み終えるまでは寝ないので、結局、睡眠剤にはなっていないのかな。
友人の店「花花そば家」へ。

「研究に研究を重ねた」と豪語するトンコツをベースに良質の鶏とカツオ節でとったスープが絶品。もち、人工調味料ゼロ。アッサリとコクが両立。丸々飲み干す。

近くのおばあたちには昔ながらの味と評判だ。
きょうの仕事は午後から。時間ができた時に限って朝から雨。仕方がないのでホテルの部屋で資料を読む。
昼少し前。資料読みに飽きて傘をさしつつ国際通りへ。前回来た時に天使シーサーのTシャツを見つけた店へ。でも、きょうはいいモノがなかった。

雨が激しくなってきたので喫茶店へ。アイスコーヒーを頼んだら「飲み物だけですか?」とロコツにイヤな顔をされた。沖縄のヒト誰もが良きヒトとは限らんな。
でも、お昼のかきいれ時にコーヒーだけの客というのはありがた迷惑かもね。
賑やかになってきた喫茶店でひとりボ~。ちょっと淋しいかもぉ。客が増えた。そろそろ出なきゃな。
ローカル局では制作セクションの縮小化が顕著。スポンサーのつかない番組は作る意味がない。客のこない店を続けるくらいなら閉めた方がマシという理屈。
そうかもしれない。利益を生まない企業は存在価値がない。
ならば制作セクションを削ろうという局はテレビ局の看板を下ろし、電波塔管理会社に業種変更しなきゃ。番組を作らない局になんの存在意義がある? 販売ツールとしての番組を作るだけなら、地元のニーズを吸いあげるなんて嘘っぱちな売り言葉とは決別するべきだ。
ろくな番組も作らない。でも給料はこれまで通り地場産業の倍は欲しいって? 笑わせんじゃないよ。
昼少し過ぎ、那覇着。
いつもは観光客で賑やかな空港が、きょうはガラ~ン……。

間近に迫ったゴールデンウィーク。あと二日もすれば「旅行に来ました!」という姿の若い衆で溢れかえる。

嵐の前の静けさ? ちょっと不気味。

前回の沖縄行きに引き続き空港のカウンターでオヤジ化。
きょうのカウンター嬢も「琉球」が書けない。悩んで、端末のワープロ機能に打ち込んで文字を確認して、「球流」とお書きになった。「流球」は何度も見たけど、さかさまに書いた人は初めて。もう、驚きもしないね。

「ちょっと違ってますよ~」

「え、あ、ホントだぁ。申し訳ありませ~ん!」

愛らしい笑顔とお返事はいいけれど、書き直した領収書もやっぱり「琉球」が書けてないんですけどぉ。

「琉球」って、そんなに書く機会がないんだろうか???? 確かに使う機会はないだろうけど、大航空会社の窓口でこれだから、普通の人たちはもっと書けないんだろうなぁ。

いずれ「琉球」も死語になる? それは阻止せにゃアカンなぁ。


またまたアタマにきたので、搭乗口にあったパソコンで思わず書き込むワタクシなのでした。


んでは、南の島へ行ってまいりますっ。



きょうも部屋から出れん。。。。。。。。。自業自得じゃぁ!


chappi-chappiどんのギター弾き姿を写真で拝見。

  → chappi-chappi のとんぴん日記 April 24, 2006 「山サルの歌」

よしっ、負けずにやろう!


ひまつぶし一見、弾けそう?


でも、押さえてるのがCコードだしぃ。

年季と気合いとステージ度胸も入っている chappiどんの腕には完敗じゃ。

40の手習い(とっくに過ぎてるけど)とも言うし、
スリーフィンガーから練習するべ。


指がからまるぅ。。。。。うっ、指が、指がつったぁ!!


道、遙かに険しく遠し。




歯医者であんぐり口を開けて治療を受けてると、窓口から話し声が聞こえてきた。治療を終えてお金を払おうとしているおばあさんと、受付のお姉さんとのやりとり。どうも、支払うお金が足りないようだ。

お姉さん 「いま、おいくら、あります?」
お婆さん 「こんだけ・・・」
お姉さん 「あら、ちょっと足りないわね。いいですよ、次回で」
お婆さん 「でも・・・(聞き取れず)」

ぼくの口をのぞき込んでた先生が駆け足で窓口へ。

歯の先生 「ん? どうしたの? あ、○○さん、どげんかした?」
お婆さん 「お金が・・・」
歯の先生 「あ、きょうは難しい治療ばしたけん、たこうなったね、ごめんね」
お姉さん 「あしたでいいですよね?」
歯の先生 「よかよか、○○さん、あしたでよかよ」
お姉さん 「そうよ、あした、一緒に払ってもらえばよかとやけん」
お婆さん 「でも・・・」
歯の先生 「よかって、あしたでよか」

そのやりとりを聞きながら・・・・・・歯の治療費も払えないのかなぁ、ひとり暮らしなんだろうか? 歯の治療費って高いから年金だけで生活してると大変だよなぁ、身よりはいないんじゃきついよなぁ・・・・・・・・などと、ぼくは想像をたくましくしていた。

翌日、歯医者の待合室で順番を待ってると、窓口のお姉さんが「○○さ~ん」と呼ぶ。ふと見ると、お婆さんがお金を払おうとしていた。

お婆さん 「これでよかと?」
お姉さん 「え? なにが?」
お婆さん 「きのうの分ば、払わにゃ」

きのう、治療費が払えなかったおばあさんだった。
即、ぼくの耳はダンボのように。

お婆さん 「きのう、お金ばはろうとらんけん」
お姉さん 「きょうの治療費が100円でしょ。だから、これでいいんですよ」
お婆さん 「それでよかと?」
お姉さん 「うん、きのうと、きょうとの合計で1200円」
お婆さん 「ふ~ん、そうね」

拍子抜けしたように返事をしたおばあさんは、窓口でじゃらじゃらと小銭を数えだした。

きのう、おばあさんが払えなかった治療費は1100円だったんだ。いつもの治療費は100円くらいだから、おばあさん、そんなにお金を持ってきてなかった。そこへ思いもかけず手の込んだ治療を受けたからお金が払えなかったんだ。持っていたのは1000円くらい。それを100円、オーバーしちゃったんだ、きっと。

そうわかると、ちょっとほほえましくなった。


でもな・・・・・・。
窓口で小銭を数え、1200円也の治療費を払っているおばあさんの後ろ姿を見ていると、なんとなく切なくなった。きょうはたくさんお金を持って、でもドキドキしながら支払いを待っていたのかな? そんな心配、ない方がいいよね。


早く治療が終わるといいね。


今日は暑い。
寒いと言ったり暑いと言ったり、ワガママでスマンが、体がついていかん。

川辺の木陰で車ごとひと休み。前後には同じような車が。
営業らしき人やタクシーの運転手さんたち。休みながらやらないと持ちませんよねぇ。
仕事に飽きるとギターに触る。スチール弦が指に痛い。

ちらりと弾いたのはフォークルの「悲しくてやりきれない」。シングルを持ってたけど、自分で買ったのかしら?

愛用ギターはチビ助で19フレットしかない。音はいいけど、唄がなあ……。
やっぱ、部屋にいっぱなしではアカン。プラリとドライブ。しかし、あんまり遠くまでは行けん。

車から何か撮れないかと思ったけど、外にカメラを向けると無条件に不審者。

つまんないので、思わず自画像……。

帰って仕事しよ。
まだ部屋から二度しか出とらんし~。これも時間はあれどぐずぐずしていた罰なんだろうなぁ。

窓の外の緑がいやがうえにもキレイに見える。窓から入る風も心地いいし、気持ち良く散歩ができるだろうな。

よかった。

しかし、飽きたぁ~。
試乗なんぞをして遊んだツケで焦げてた尻が火を吹き始めた。

昼メシはオニギリにお茶。自宅にいてこれだもんな。出先で文句も言えんか。

外はピカピカのいい天気。あぁ、どっか行きたい……と思うのは単にズボラな証拠かなぁ。

あぁ・・・・・・。
あまりに仕事がしたくないもんで、近くのディーラーへ車の試乗に出かけた。

今、乗ってるワンボックスカーは今年が二度目の車検。最初の車検のときに買い換えないかとディーラーのお兄さんに誘われたのだが、その車には別に不満もなにもないので、そのまま乗り続けてる。

試乗したのは同じメーカーの、やはりワンボックスカー。今、乗ってるヤツより排気量が少し大きい。ハンドルを握ってみると、走る感覚は今の車とあまり変わらない。たぶん、ベースというのか、エンジンなどの基本パーツは同じなんだろう。

しかし、今乗っている車より車高が高いし、形も四角に近いのでフロントウィンドーのガラスが直立に近くなり、視界が広くてなかなかGood。今の車はルームミラー(って言うのかな?)が視界に入るので斜め左が見にくいのが難点だったけど、試乗した車はミラーの位置が高いので邪魔にならずにすむ。

車高が高いから車の鼻先がよく見える。今乗ってる車は鼻先が見えないので、どこまで接近していいもんかがわかりにくいが、コヤツだと思い切り前に寄れる。それに、座高の高いぼくでも天井まで間がとれるので、車幅は今の車と変わらないのだが、気分的にゆったりだ。

なにより一番気に入ったのは、オーディオ。スーパー・ウーハーも入れて、スピーカーが9個。そんなにいらんだろうとは思うものの、持参したCDを聞き比べてみると、う~ん、やっぱりいい音、雲泥の差だ。スピーカーの周囲にイルミネーションがぼんやり光るのはご愛敬としても、この音は捨てがたい。

ぼくの住む町は山にも海にも近いので、結構ドライブが楽しめる。そんなとき、オーディオをがんがん鳴らしながら走ってる。もうオヤジなので住宅街では音量を落とす分別はあるけれど、田んぼの農道なんかを走るときは、救急車両のサイレンも絶対聞こえないくらいの音で「クラッシュ」や「モーター・ヘッド」「ガンズ」なんぞが鳴っている。最近は「ポルノグラフィティ」がヘビー・ローティションだけど。

気に入りました。その場で購入決定。


思いついたら、即購入。それがぼくの買い物。一括払いで、ローン無し。収入ゼロの月が続くことも珍しくないので、恐くてローンは組めない。お金があるときにエイヤッと買わないと、知らない間に、いろんなもので消えていく。どうせ消えるなら、形あるモノに変わった方がいい。

ディラーのお兄さんに今乗っている車を査定してもらう。一度、赤信号で停車中に後ろから追突され、運転不能になったことがある事故車なので二束三文だろうと思っていたら、カーナビがついてることや3万キロも走ってないことなどで、結構いい値が出た。まぁ、査定ゼロでも、買い換えるつもりでいたけれど。

5月はディーラーのお兄さんが新婚旅行で半月ほど会社を休み、ぼくがまたあっちへこっちへとうろつくので、納車はたぶん6月に入ってから。梅雨の時期に、愛車がかわることになる。


これで我が身にカツを入れ、ちゃんと仕事に励むかな。

あ~、早くドライブしたか~。





きょう中にラジオドラマの台本をあげないと叱られる。。。。。

メドはついているんだけど、この内容でおもしろいのかどうか、さっぱりワカラン。ひとまず書き上げて、自分で声を出して読んでみても、気持ちが入ってないからか、セリフ回しがヘタクソだからか、ち~ともピンとこん。

テレビは映像があるので、困ったときはその力に頼れる。映像と音がタッグマッチを組めるのがテレビの強みで、強いタッグが組めれば組めるほど、構成とかストーリー作りを超えた映像の力が見ている方に迫り来る。

もちろん、環境ビデオや昔々の名作『砂漠は生きている』(これは映画かな?)のように、一見なんのストーリーもないように見えるものにこそ、綿密な流れの組み立てがあるのだけれど。

しかし、音だけしかないラジオは、困ったときに頼るモノがない。赤ん坊の笑顔とか、愛らしい動物のしぐさとか、映像があれば無条件で心和むような時間、それを作れない。全編、音(音楽やノイズ)と言葉でなんとか埋め尽くさないといかん。

難しかぁ。

エエんかなぁ、これで?
こんなんで、1時間(正味45分程度)も、もつのかしらん? 激不安。。。。。。


まだまだ、ラジオはコワか・・・・・・。



やっとキレイに咲いたのです。あなたは気づいてくれるでしょうか……。

このセリフを知る人はぼくと同年代に違いない。

玄関先にポツンと咲いた。何の花だか知らない。

春の冷たい雨に打たれながらも咲いた。
がんばれ!
自分ではどうにもならないことは多々あって、仕事のスケジュールもそのひとつ。あれこれはからってもらっても会社側の都合までは動かせず、とんぼ帰り綱渡り的になってしまいそう。これでいいモノが作れるのかと問われれば「?」というのが真実。いいのかなぁ。

何ごとにも相手があるから話し合いながら進めて行くものだけど、自分ひとりで結論まで出そうとする人もいる。決していい方向には行かないことが多いので話に加わりたいと思うのだけど自由にはいかず。こちらの思いは伝えてあるので、今、できることはただ待つだけ。ふぅ、どうなることやらなぁ。

きょう、4月20日は母の誕生日。
今年でいくつになるのだろうと数えたら、79歳。よくぞここまで長生きしたもんだ。

実の息子にしては冷たい言葉は、彼女が50代のころを知っているから。そのころの母は青息吐息。どこに持病を持っているというのではないけれど、とにかく生きるのがめちゃめちゃしんどいといった風情で、よく寝込んでいたし、たびたび病院にも行っていた。

それが60代になってから突然元気となり、まさか突入はしまいと思えていた70代へあっさり駆け上がり、今や80代の高見も手が届く。30年弱前の母を知る息子としては、やはり「よくぞここまで」というのが正直なところなのだ。

母の母、つまりぼくの祖母は30代前半に胃ガンで亡くなった。祖父も今から考えれば若い年代で亡くなっている。どちらも、ぼくが生まれるまでは生きながらえることができなかった。だから、ぼくは老人が家族にいる家庭を知らない。今は、実の母が老人として鎮座ましましているが。

母は占領下の朝鮮半島生まれで、今も半島の緑豊かな自然の地を自分の本当のふるさとだと感じているらしい。数年前から、韓国の知的障害孤児たちを自分の住む町に修学旅行という形で招き、地元の人たちとの交流をはかるというお世話をしている。その孤児たちの住む施設の園長が母の半島時代の友人なのだ。

竹島問題が持ち上がったとき、孤児たちの修学旅行は中止となった。日本側の意向なのか、韓国側の問題なのかはよく知らない。しかし、声をかけることがはばかられるほどに落胆した母の姿を見るのは忍びなかった。「そのうち、仲良くなるだろ」くらい言うのが不承の役立たず息子ができるせいぜいのことだ。


仲良くなる必要はない、共に尊重し合い、仲良くなろうという姿勢さえあれば。
今は、それも薄れつつある気がする。


母はさすがにあちこちガタがきて、月に一度は地方の大都市までひとり出かけ、病院巡りをしている。白内障の手術をした両目は、緑内障も患っている。先日は下り坂で足を痛め、しばらくは歩くこともままならなかった。

それでも、80に手が届くまで命を長らえることができたとは。
本人が一番驚いているに違いない。


自分が入る墓も準備した。
骨壺も知人の陶芸家に作ってもらい、床の間に置いてある。
葬儀のとき、お経を読むお坊さんも決めている。このお坊さんはぼくと同じ歳で、たまに我が家に見えると母は必ず「同じ歳でこんなに立派な人もいるのにねぇ」と言う。ぼくもそう思う。なにが違うんだろうね?

準備は数年前に整った。しかし、肝心の本人は、そろそろ再び青息吐息となりながらも、なにはともあれ元気に日々過ごしている。

緑内障の目玉も「亡くなるまではもちますよ」とお医者さんに太鼓判を押されたそうだし、ひとまずめでたい79回目の誕生日となった。

おめでとさん。



沖縄から戻って、時間があったので駅前の楽器屋に寄った。

そこは地方にしては品揃えがなかなか豊富で、店の奥にはマーチンやオベイション、フェンダー、ギブソンなど、好きな人には垂涎の的のギターがアコースティックとエレキに分けられ、それぞれずらりと壁に並んでる。

そのアコースティック・コーナーに行き、「欲しいなぁ・・・・・」と思いつつ眺めていると、ぼくの背中でこんな元気な声がした。

「ちょっと教えて欲しかとばってん、12弦ギターで、これはヨカ音がするっちゅうお薦めはどれね?」

見ると、ぼくと同年代らしきヒゲのオヤジ。その言葉を聞いた店員は、

「そうですね、これはいかがです? 最高の音がしますよ」

店員がそう言って薦めたのは、確かこれ。


  → 「 OVATION 40th Anniversary Glen Campbell 1618-1


「30万! 高かぁ~! ばってん、弾きやすそうやね、ネックも細いし」

「そうですね、12弦ギターもこのクラスになると抜群に弾きやすくなりますよ。ハイポジションも楽ですし」

「そうやろね~。いい音、するやろね。欲しかぁ! ばってん、高かぁ!!」

欲しかぁ、高かぁを繰り返すオヤジに、思わず心の中で笑ってしまった。確かに欲しい、でも高い。よ~わかりまっせ。

「オレ、○○年生まれなんやけど(ぼくより4つ年上だった)、今ごろはオレくらいのオヤジでこんくらいのギターを買うヤツ、多かろ?」

「多いですよ~。学生時代は高くて手が出なかったけど、今なら買えるっておっしゃって、マーチンのD-45なんかを買って行かれる方がほんと多いです」

壁に並ぶ名器を見るふりをしつつ聞き耳を立てていたぼくは、心を見透かされたみたいで思わず「ドキッ」。そうね、学生時代にこんな金額のギターなんて買えるはずがなかったもんな。ギターの腕は楽器じゃない、練習だとは思いつつ、憧れのギターってのはあるもんで、今なら買えないことはない、確かにね。

「いや、確かに金はないわけやないとよ。ばってんね~、30万かぁ・・・・。これ、よかね~、弾きやすそうやし、きれいかぁ。欲しかぁ、ほんと、欲しか。ばってん、高かぁ~」

悩んでいるヒゲのオヤジの声を背に、ぼくは店を出た。30万を超えるギター、買えるにしても思い切りが必要だよね。

オヤジさん、念願の12弦ギターを自分のものにすることができたかなぁ。

沖縄民放+NHK、各局選りすぐりの美人アナウンサー(こんな表現はセクハラか?)4人がお揃いのコスチュームでにっこり。日本中で同じことが。やはり「国策」には従わねばね。
下段に「2011年7月24日、アナログ放送終了」。こっちの方がオオゴトよ。
沖縄4日目。初日はトンカツ定食。2日目は丼モノ。きのうはカレー。沖縄らしきメニューはどこに?

最後の晩餐にようやく野菜チャンプルーとジューシー(炊き込みゴハン)。

味付けが濃い目だけどウマイ。

しかし、泡盛には行き当たらないなぁ。
普段は早寝早起きオヤジに編集作業は体にこたえる。

きのうのホテル戻りはAM2:45。ボーッとしてたらアッと言う間に空が白んでくる。

結局、睡眠時間は1時間あまり。ランナーズハイ状態を通り過ぎ、あぁ、だるいわぁ~。

ディレクター氏はじめスタッフの皆さまは、ぼくより長期間、朝はより早くから、夜はより遅くまで作業をしている。体力あるなぁ~と、いつも感心。

彼らのペースに合わせるのもそろそろしんどくなってきた。ひょっとしたら卒業の時期?

卒業などと中途半端はいかん。トシが大台に乗ったら、とっとと隠居し、太陽サンサンの下、ボケボケゴロゴロしたいわぁ。
国際通りをぶらついて、オキナワバンドのCDも入手。

ブラスが入ったゴキゲンバンドと、ジャケット裏の写真を見る限りは高校生のような、活きのいい5人組。

5人組の帯には「沖縄北部発!」とある。ヤンバル出身なのかな?
やっぱり那覇は暑い。昼も寝てる間も汗が出て、多めに持ってきていたTシャツも今朝、クリーニングに出すハメに。

仕事先に着て行くモノがなくなったので、国際通りでTシャツ入手。

羽根がはえた天使のシーサーをバックにプリント。いと愛らし。
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