番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


情けない。
納豆ダイエットは、でっち上げだった。

 → 納豆ダイエットで誇張「発掘!あるある大事典II」 (SANSPO.COM)

サンスポのニュース速報では「誇張」という表現が使ってあるけど、これは同じ“マスコミ”仲間のテレビ局に対する憐憫か? 見出しとしては、こちらが正しいだろう。

 → 「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造(asahi.com)

局が社内調査して発表した文書の内容からしても、確信犯的「ねつ造」だ。とても「誇張」で済ますことのできるレベルじゃない。

 → 「視聴者の皆様へ」 関西テレビ放送

効果の検証もしてなければ、番組で使った数値も根拠のないでっち上げ。アメリカの大学教授のコメントも、実際に話している内容とは違う日本語訳をつけた。

「信じられない」と胸を張って言えないのがつらい。テレビは同じようなことを何度も何度も繰り返してきてるのだから。

局の文書には「視聴者の皆様の信頼を裏切ることとなり誠に申し訳ございませんでした」という一文がある。噴飯ものだ。見ている側はテレビを信頼なんかしてるのか? 制作側は信頼されてると本気で思っているのだろうか?

「思ってる」と言い切れないのが情けない。

「やっぱりね」
「テレビだもんね」

そんな声があちこちから聞こえる気がする。


関西テレビの社長は「報道機関でもある放送局として」申し訳ないと謝罪したそうな。こんなことを繰り返しながら、同時に“報道機関”だと思い込んでる“テレビ局”ってなんなのさ? どうして“事実を伝えています”と言えるのかな。「信頼」だって? 口にすることすら虚しいね。

同局は「社内に調査委員会を設け、原因の究明を行うとともに過去の放送分についても検証を行い、番組を継続するかどうかを含めて検討する」としている。どんな調査をし、局としてどう責任をとるのか、拝見したい。外部プロダクションのせいにする、トカゲのシッポ斬りのような収束だけは許せない。


これを書いている今、某局のニュースで続報が。関西テレビは「取材が難航し、担当者が焦ったことも一因」と言っているらしい。そんなことを“原因のひとつ”なんて言えるのは、番組を「流せば終わり」と思ってるからなんだって気づいているのかな。

新聞・雑誌などのマスコミも、メーカーでもサービス業でも、商品を世に出してからが勝負。それがどんな評価を得るか、息を飲む緊張で見つめている。

でも、テレビは違う。テレビは番組を流せば終わり、お仕事終了だ。

メーカーは不良品を売ることはできないのに、テレビは出来損ないでもオンエアに間に合えばOKなんだ。


自ら存在価値を地に落とす。

情けない。

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