番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


今月から隣県の某局へ制作のお手伝いに伺うことになった。基本的に第2週、第4週の水曜日~金曜日の予定だけど、今月及び来月は別の仕事でドタバタしてるので行けるときに行くという感じで、先週の木・金及び一昨日、昨日とおじゃま。どちらも打合せがちょっぴり、あとは宴会と、実質的に仕事はしていないけど。

フリーの仕事もしつつ、月に計六日間、勤務するという感じ。その日数は忙しさによりフレキシブルに変わる。

先週の木曜日、初出勤の日。制作部の空いていたデスクをいただき、座って見る景色の新鮮なこと。

ぼくは学校を出てから10年間は会社員だったのだけど、最初に就職した会社以外はオフィスと言えるほどに大きなスペースを持ってはいなかったので、自分のデスクから周囲を見渡すその中に他の社員が仕事をしている姿を見るのは四半世紀ぶり。懐かしい風景だわぁ・・・・と、しばしキョロキョロ。

でも、すぐ飽き、そして苦痛に。

自宅で仕事をしているときは常にやかまし系のハード・ロックな音楽を流しているし、飽きたらゴロリと横になれるけれど、会社となればそうはいかない。ずっとデスクに向かっていなければならないし、脳みそが空白になってもボーゼン自失しているわけにもいかない。

みんな、偉いなぁ。
デスクワークに勤しむ皆さんを見つつ、感心すること、しばし。

会社勤めをしていると、出勤退勤で仕事にケジメや区切りがつけられる。「きょうの仕事はここまで!」と思い切り、帰宅し、風呂に入ってビールでも飲みつつまったりできる。自宅が仕事場ではその切り替えが難しい。

「仕事、や~んぴ」とテレビの前にゴロリとしても、ドアを隔てた向こうにはやらねばならない仕事が「早くしろぉ」と存在感を主張するので心が安まらない。精神衛生上、非常によろしくない。

会社勤務とフリーな身分、どちらも善し悪しってのがあるもんだ。その「悪し」の方だけ2倍にならぬよう気をつけなければ。でも、「善し」を広げると楽しいぞ、きっと。

などと思いつつ、新たな取り組みへのスタートを切った。

ずっとフリーだったので、月々のお手当てをいただくのも20数年ぶり。ぼくが最初に勤めた会社を辞めた一番大きな理由は、仕事をきちんとしてもしなくても決まった金額が決まった日に振り込まれることへの違和感だったのだけど、その違和感から既に四半世紀が過ぎ去り、今は妙に楽しみなのであった。

堕落かしら?

あの、神経がはち切れるような青い違和感を思い出しつつ、がんばろっと。
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