番組構成師 [ izumatsu ] の部屋

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今日は打合せ。相手は定年まで2年を切った報道マン。

自称「社内世捨て人」(意味がよくわからんけど)のこのオジサンがまた番組作りに熱く、「今の番組には作り手のハートが込もってない」と手厳しい。やっぱり「番組を作りたいから放送局に入った人」だからだろうか?

番組を作りたいから。

真実を伝えたいから。

声を出す仕事がしたいから。

そういう人が集まっているはずの放送局。でも、ベテランから見ると「○○したい」が足りないんだろうな。

無理もないかな…と思わせることがないでもない。番組制作のサイクルがどんどん早くなり、取材に1年2年とかけることが難しくなってきた。パソコンを使った編集が浸透し、編集期間もぐんと短くなった。あ~でもないこ~でもないと1、2ヶ月かけて編集に没頭したのはほんの10年ほど前のことなのに。試行錯誤をする余裕が消えている。

余裕がないのはディレクターや記者だけじゃない。以前は取材したテープを書き起こすカメラマンが何人もいた。テーマに対する自分の撮影にブレはないか、取材対象の言葉とカメラの寄り引きに違和感はないか、話の内容を理解しながらカメラをまわしているか…。誰のためでもない。すべては自分の感性を鍛えるためだった。

今では、自分が取材したテープを書き起こすカメラマンなど、見たことがない。カメラマンどころではないな。テープを起こさないディレクターさえ珍しくないもの。余裕がないんだな。

「オレらだって時間が余ってたわけやないぞ」

確かにそうだろう。自分が取材したテープを大切にしない。そんな風潮も定年間近なオジサンTVマンには許し難いことなのだ。

でもなぁ、制作現場で熱いのはどうして“ロートル”ばかりなんだろう? ロウソクの炎みたいに、消える前に燃え上がるってか? いやいや、定年後も嘱託として現場を引っ張るに違いない。

いなくならないで欲しいな…。
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少なくなっているのですね。
定年っていくつ?それほど先の話でもないのでしょうか。

2008.01.08 01:39 URL | 赤い鳥幹事 #79D/WHSg [ 編集 ]

★赤い鳥幹事さん

>少なくなっているのですね。

「職人肌」って感じる人は、この10年あまりでほんとに少なくなったと思います。
なんとなく寂しいです。

>定年っていくつ?それほど先の話でもないのでしょうか。

大体60歳でしょうか?
定年のある仕事っていいな…と思ったりもします。


2008.01.08 20:30 URL | izumatsu #79D/WHSg [ 編集 ]













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