番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


♪BGM= Wishbone Ash 『 Live Dates 』






朝6時過ぎ。
熱帯夜の名残りでべたつく体のまま、ぼんやり食パンをかじる。
あぁ、どうして夏は暑いのだろう・・・・・。

おや? いつもの朝となんか違うな。なんだろう?

聞こえる「音」が違うんだ。

ツクツクホーシが鳴いている!

きのうまでは、朝起きたときにはすでにアブラゼミとクマゼミの大合唱。

--あぢいぞあぢいぞきょうもあぢいぞぉ!

と、鳴いている。いかにも“夏”だ。
ぎらつく太陽はきょうも健在なことを教えてくれる。
これはこれで愛すべき鳴き声なんだけど、毎日頭上から暑苦しく降りそそぐと「ちょっと黙れば?」と思ってしまう。

ツクツクホーシはどこか哀しい。気持ちをほっと和ませる。

まだ8月の6日目。でも、セミは秋を感じているのだろうか。

などと感慨にふけることが出来たのもほんの数十分。
7時を前にして、ツクツクホーシは鳴き終わり。アブラゼミとクマゼミがきのう同様、合唱を始めた。

きょうも暑いわ、やっぱ。





「お散歩お散歩ぉ」


「なんじゃ、こりゃ?」


「食っちゃえ!」






セミの大合唱に包まれて朝のニュースを見ていると、ジェンキンス氏がアメリカ軍の独立法務官と会談したとのこと。

ぼくは、曽我さん一家(日本の通例では、ジェンキンスさん一家と呼ぶべきなんだろう)が日本で穏やかに暮らせればいいなと思っている。
だが、なんとなく釈然としない。

「ジェンキンス氏は脱走兵」とするアメリカ側の発表がすべて正しいという前提で思うのだけど、
法治国家の一員がその国の法を犯せば、法のもとに裁かれるのは当然だ。
ジェンキンス氏がアメリカ軍の一員であることを放棄して、自らの意思で北朝鮮へ渡ったのならば、
その行為はアメリカ軍の法規に抵触する。
彼が北朝鮮を出たいのならば、いまだ在籍しているアメリカ軍の軍法会議にかけられるのは避けられない。
それは、妻が日本人拉致被害者であることとはなんの関係もない。

拉致され、異国で生活を余儀なくされた曽我さん。
理不尽に翻弄され続けたこれまでの人生を深く同情するし、拘束された長い時間をふるさとで取り戻して欲しいと思う。
しかし、その夫であるジェンキンス氏に対しては、そんな風には心が動かない。

自由意志で生きる場所を選択したジェンキンス氏に同情することは彼に対して失礼だろうし、本来、同情すべきことではない。
日本人である曽我さんとではなく、北朝鮮の女性と一緒になっていたならば、
日本のマスコミに載ることさえなかったはずだ。
ジェンキンス氏は一生を北朝鮮でおくったことだろう。

波乱に富み過ぎる曽我さんの半生に興味津々の視聴者や読者。
マスコミはそうした人々におもねりすぎだ。
残された拉致被害者10人の調査はどうなったのか?
他の拉致されたとみられる人たちはどうなのか?
そちらの方の取材にもっと力を入れるべきだ。

アメリカには“司法取引”という、裁く方にも裁かれる方にもごく都合のいい制度がある。
北朝鮮で生きることをやめたのならば、さっさと罪を認め、司法取引をし、家族みんなで静かに暮らせる環境を手に入れて欲しい。






・・・・・・まずい。

机に向かって座り、目を閉じて考え事をしていた(ハズだった)ら、意識が飛んでいた。
ん? あららららららら???? もう11時40分?
30分以上、空白の時間があるではないかぁ!! 汗みどろになっちょるし。

まず、風呂の残り湯で、汗を流そ。


「スピ~スピ~ zzz・・・・・・」






♪BGM=THE RC SUCCESSION 『 コブラの悩み 』


眠気が飛んで、気合いが出るかと、上記CDをチョイス。
あら? 1曲目は「 I Shall Be Released 」。
そっかそっか、このCD、RCのカバー曲中心ライブだった。

「 I Shall Be Released 」・・・・・ボブ・ディランの曲だけど、ぼくはザ・バンドがやってる方が好き。
でも、ぼくが初めてこの曲を聴いたのは、きっと『 ディランII 』だ。

記憶はあやふやだけど70年代の始め、ぼくが中学のころに『 ディランII 』がこの曲でデビューしたんじゃなかったろうか。
「男らしいってわかるかい」という、日本語バージョン。大塚まさじさんが歌っていたと思うけど、日本語の歌詞も大塚さんかしら?

おぉ、そうだ! 楽天の住人、幻泉館主人さんがこのことについて書いていたはず・・・。

詳しくはこちらへ。→「われ解放さるべし」

リフレインのところ、大塚さんは、

 ♪ 朝日はもう昇るよ
 ♪ 少しずつだけどね
 ♪ そのとき その日こそ
 ♪ 自由になるんだ

と歌っている(上記幻泉館主人HPより引用)。

清志郎バージョンは、

 ♪日はまた昇るだろう
 ♪このさびれた国にも
 ♪いつの日にか いつの日にか
 ♪自由に歌えるさ

※「このさびれた国にも」のパートは、「でたらめな国にも」「この貧しい国に」と歌詞をプラスしたり、「東の島にも」と変更したりしている。

清志郎バージョンの方が、歌詞が外に向かい、攻撃的になっている。
でも、どこか厭世的に聞こえる。
70年代初頭と80年代末期という時代の違いかな。

このCDで歌われる「明日なき世界」・・・・・バリー・マクガイアの「Eve of Destruction」。
この曲の歌詞がお上に見とがめられてRCの『カバーズ』は発売禁止になったんじゃなかったかな?

60年代半ばくらいの曲なので、ぼくはオリジナルを聞いていない。
元の歌詞を知らないので、清志郎さんの歌詞(高石ともやさんと連名。昔、ジャックスと一緒に歌っていたのね)が
もとの詞をどの程度踏襲しているかわからないけど、清志郎バージョンはこんな風。


 ♪東の空が燃えてるぜ 大砲の弾が破裂してるぜ
 ♪おまえは殺しの出来る年齢 でも選挙権もまだ持たされちゃいねえ
 ♪鉄砲かついで得意になって これじゃ世界中が死人の山さ

 ♪でもよぉー 何度でも何度でも おいらに言ってくれよ
 ♪世界が破滅するなんて嘘だろ、嘘だろ


ベトナム戦争に対するプロテスト・ソングだったこの曲。それが現代にもぴったりだとは。
悲しいな。






♪BGM= Dire Straits 『 Live At The BBC 』


PM4:15。も一度、風呂で汗流す。
北向きの部屋でも33℃。もういいかげんヤメて欲しいわぁ。

きょうは里帰りした友人を中心に、高校時代の友人たちが数名集まって6時半から飲む。
場所は、かつて「北九州の新宿」と崇められた街。今や、路地の暗さで名をはせている。

高校時代。
うどん屋で無銭飲食のおじぃさんが店の若主人に説教されるのを見て見ぬ振りしていた街。

予備校時代。
デパートの屋上から飛び降りる人を見てしまった街。

学生時代。
ヤーさんにドスを抜かれ、ペーブメントで土下座した街。

鉄の街から脱皮しきれない、地方の小さな商店街におさまりきれない、少しもの悲しい街。

あまり楽しい思い出はない街だけど、高校時代はちょっぴり憧れの都会ではあった。
きょうは週末金曜日。人がたくさん出ていて欲しいな。




番組構成師の部屋


“ネコ助-Aoi's Room”


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こんにちは♪

清志郎バージョンの歌詞アップ、ありがとさん。
うちにもあるはずなんだけど、発掘できなかったんす。

にぎやかだった街がさびれていくのは寂しいもんですな。
私らが高校生だったころののんびり市の駅前、にぎやかだったのになあ。

あぢぃです。

2004.08.06 17:06 URL | 幻泉館 主人 #79D/WHSg [ 編集 ]

こんばんは。

「カバーズ」は私も持っています。
ずっと聞いていませんが、なつかしくなって歌詞カードを読み返してみました。
「明日なき世界」に「ボタンが押されりゃそれで終わりさ」ってありますが、大昔、子どものころは、それをとてもおかしいことだと思っていましたが、押されることはないとも思っていました。

「風に吹かれて」の歌詞も、まるで今のことを歌ったようです。

2004.08.07 00:02 URL | 柳はみどり #79D/WHSg [ 編集 ]

★幻泉館 主人さん、おいでませ。

>こんにちは♪

へぇい、こんちは。

>清志郎バージョンの歌詞アップ、ありがとさん。
>うちにもあるはずなんだけど、発掘できなかったんす。

CDを“発掘”せねばならぬ幻ちゃんのお部屋。
なんとなく想像ができるような気がいたしまする。
ぼくは一応ABC順に並べてるんだけど、聴いたあと、元に戻さないので、
やはり、どこになにがあるのかわからなくなります。
今、その状態かな。そろそろ整頓せねば。

>にぎやかだった街がさびれていくのは寂しいもんですな。
>私らが高校生だったころののんびり市の駅前、にぎやかだったのになあ。

きのう飲みに行った元「北九州の新宿」は、やっぱりうら寂しかったです。
夜になるとコワいっつうのはアカンよねぇ。

>あぢぃです。

こちらも。
今、温度計を窓の外に出したら38℃をさしました・・・・。
ええかげんにしちくりぃ。

2004.08.07 09:24 URL | izumatsu #79D/WHSg [ 編集 ]

★柳はみどりさん、おいでませ。

>こんばんは。

はいはい、お元気ですか?

>「カバーズ」は私も持っています。
>ずっと聞いていませんが、なつかしくなって歌詞カードを読み返してみました。

いいアルバムですよね。なんで発売禁止になったのかって感じです。

>「明日なき世界」に「ボタンが押されりゃそれで終わりさ」ってありますが、大昔、子どものころは、それをとてもおかしいことだと思っていましたが、押されることはないとも思っていました。
>「風に吹かれて」の歌詞も、まるで今のことを歌ったようです。

「明日なき世界」も「風に吹かれて」も40年ほど前の曲。その歌詞内容が今も通じる。
それだけ、ぼくらは人類として成長してないってことなんでしょうか。
“核のボタンを押す”というとものすごいことのように感じますが、
ミサイルの発射ボタンや機関銃のひきがねなんかは、今、この時間にも押され、引かれているんですよね。
命を奪うことには変わりない。怖いです。

2004.08.07 09:32 URL | izumatsu #79D/WHSg [ 編集 ]













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