番組構成師 [ izumatsu ] の部屋


拓郎さんの『イメージの詩』に、こんな一節がある。


 悲しい涙を流している人は
 きれいなものでしょうね
 涙をこらえて 笑っている人は
 きれいなものでしょうね


初めて聞いた10代半ばは「なに言ってんだか」と思っていたけれど、人生も半ばを過ぎたこのごろは、この一節の意味がなんだかわかるようになってきた。

ホンモノの悲しい涙を流すことも、
グッとこらえて笑うことも、なんて難しいことなんだろう。


泣くのは簡単だし、オロオロするのも簡単だ。
でも、それが、本物の涙、瞳から自然にあふれこぼれる涙なのか、情に流された悲しがりたいだけのものなのかは、涙を流す本人にも実はよくわからない。

涙を流すより、こらえて笑っていたい。でも、涙はあふれ出す。

泣くから悲しい。そんな逆転現象の自己満足に陥るのはイヤだ。


苦しい環境にある人が、ふともらすほほえみは、それだけで人の胸を熱くする。苦しさを耐えて、こらえて、がまんして。そしてなお見せる明るいまなざしには、惹きつけられずにいられない。


真っ白な白目が印象的な女の子。

落ちくぼんだ目玉のしわくちゃおばぁ。

見えない未来に戸惑う若い瞳たち。


みんな、笑っておくれよ、お願いだから。

でも、涙はこらえない方がいい。流せるときに流そうよ。
苦しいときは「苦しい」と叫ぼうよ。胸の内にしまっておくことはない。

祈ること、聞くことだけは、ぼくにもできるから。



『イメージの詩』には、こんな一節もある。


 たたかい続ける人の心を
 誰もがわかっているなら
 たたかい続ける人の心は
 あんなには 燃えないだろう


ぼくは、せめてわかりたい。


「がんばれ!」



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大昔あの早稲田のアパートで。飲み疲れて音楽かけてさあ寝ようぜってときに選曲間違えて吉田拓郎なんかかけたもんなら。再び起き上がって話はじめたもんです。
歌詞までちゃんと聞いてしまうからなのですね。
イメージの歌。ながいながいバージョンのレコード押し入れの中で眠ってますが。プレイヤーがなくて…。

わたしはあなたのこの文章のような青臭さとても好きです。語りたいことをちゃんと語っていられる間は若くいられるのかも知れませんネ。本当はみな好きだと思いますよ。

2006.03.16 23:18 URL | 赤い鳥幹事 #79D/WHSg [ 編集 ]

★赤い鳥幹事さん

>大昔あの早稲田のアパートで。飲み疲れて音楽かけてさあ寝ようぜってときに選曲間違えて吉田拓郎なんかかけたもんなら。再び起き上がって話はじめたもんです。

う~む、懐かしか・・・・・。あのアパート、もうありません。
しかし、某S君がいた部屋の方だけは朽ち果てたまま残ってました。

>歌詞までちゃんと聞いてしまうからなのですね。

ちなみに最近の曲をぼくが聞かないのは、メロディはいいのに歌詞がじゃまだからです。
歌詞に「相応の年代」ってあるんでしょうね、きっと。

>イメージの歌。ながいながいバージョンのレコード押し入れの中で眠ってますが。プレイヤーがなくて…。

ワタクシもレコードが残っております&プレイヤーがありません。
同じすね。

>わたしはあなたのこの文章のような青臭さとても好きです。語りたいことをちゃんと語っていられる間は若くいられるのかも知れませんネ。本当はみな好きだと思いますよ。

う~む、青臭いと言われてしまった。。。。。
含蓄のある、意味深い文章って書けないですよぉ。悲しいな。

ところで、きょう、皆さまのお仲間で、赤い鳥幹事さんがUターンされるときに一緒に飲んだという某W君から電話がありました。
某ろくですさんが東京に仕事という名の遊びに行ってるんですよ。
某W君には彼の結婚式以来会ってないです・・・・懐かしいですなぁ。

2006.03.17 21:01 URL | izumatsu #79D/WHSg [ 編集 ]













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