番組構成師 [ izumatsu ] の部屋

♪今日のBGM=『Have A Nice Decade-The ’70s Pop Culture Box』


今日、正午。某局ロビーにて待ち合わせ。
プロデューサー氏、ディレクター氏と、スポンサーの元へ出かけ、
あれこれスポンサーのご意向をお尋ねする予定。

正午前10分。受付に取り次ぎを頼み、ロビーにて待つ。
正午過ぎ5分、正午過ぎ10分、正午過ぎ15分になっても、
両氏はロビーへ降りては来ない。

ちょいと変だぞ・・・・? なるほど、さては・・・・。
ディレクター氏の携帯に電話をする。と、「ただ今、電話に出られません」。

やっぱり、さては!
ふたりに途中で拾ってもらい、やはり打ち合わせへ同行する
もうひとりのプロデューサーの携帯へTEL。
つながった。

--今、どちらですか?

--高速で相手先へ向かってるよ。

--ははぁ、なるほど。12時にロビーで待ち合わせるお約束でしたが、
     ぼくは置いてけぼりを食ったワケですね?

--え! ちょっと待って。

待ち合わせたハズのプロデューサー氏が電話口へ。

--ごめんなさ~い、忘れてた。

こんなもんです、構成屋の存在なんて。
思わず電話口で笑ってしまった。

10年前なら、怒鳴りつけていた、確実に。
それがもう、慣れっこに。何度も何度も経験済み、こんなこと。
この業界の体質だとわかってきたから、怒るだけアホらしい。

正午にロビーで待ち合わせ、それを決めたのはあちら様。
それを決めた時、途中で拾われたもう一人のプロデューサーも同席していた。
計3名。それぞれに地位のあるその皆さますべての脳裏から、
時間を限った約束が、ものの見事に欠落。
忘却の彼方に去っていた。

実に、時間の観念がまるでない、テレビの業界らしい出来事。

番組制作での、秒刻みのヒリヒリした感覚は発達してる。
しかし、一般常識としての時間概念が欠落している。

笑わずにはいられない。

そういうぼくも、知らぬ間にこの“業界内常識”に染まっているのでは?

そんな恐怖も感じさせる、この日の置いてけぼり事件ではあった。

友だち、無くさないように気をつけよう。


番組構成師の部屋

“ネコ助-Aoi’s Room”


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